ヨシタケシンスケさん絵本「まるで大喜利」 山田ルイ53世さん
聞き手・田中瞳子
絵本作家のヨシタケシンスケさんは、2013年に『りんごかもしれない』でデビュー以来、ヒット作を生み出し続けている。いまもっとも親しまれている絵本作家の一人だ。初めての大規模個展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が東京・世田谷文学館で開催中で、たくさんの人々が訪れている。子供だけでなく、大人もつい笑ってしまうのはなぜなのか。お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さん(47)に尋ねた。
――ヨシタケさんの絵本と出会ったきっかけは。
いま小4の長女が幼稚園児の頃、ヨシタケさんの絵本を読んでいました。何が助かるって、読み聞かせなくていいんです。それまでは、僕が臨場感たっぷりに一生懸命読み聞かせないと集中してくれなかった。でもヨシタケさんの絵本は渡すだけでいい。勝手にページをめくって楽しんでいるんです。
――どこに魅力を感じますか。
僕は大げさな設定の絵本が好…
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