第7回存在感失った日本メーカー 外資系社長が語る「圧倒的に劣る3点」

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聞き手・石山英明
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 世界でどんどん存在感をなくしていく日本企業。太陽電池の外資系大手カナディアン・ソーラー・ジャパンの山本豊社長(62)は、外資系企業で長く働いた経験から、日本メーカーに共通する弱点を指摘する。そして「日本にはもう余裕がない。企業は思い切ったことをしないとだめだ」と即効性のある対応策を提案する。

 ――かつて世界を席巻した日本メーカーの太陽電池ですが、今や見る影もありません。

 「生産量の世界シェアで日本メーカーが上位を独占した時期もあったが、今はおそらく30位以内にすら1社も入らない。それは太陽電池に限ったことではない。日本メーカーはこの10年ちょっとで世界でのポジションを失い、ブランドの存在感もほとんどない。半導体、液晶、テレビ、携帯電話など、日本で製造しているものはもうほとんどなく、日本主導の製品は世の中からほぼ消えてしまった」

経営層だけじゃない、働く一人一人が…

 ――何が原因なのでしょうか。外資で長く働き、日本メーカーの動きをどう見ていましたか。

 「日本メーカーが外資に圧倒…

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    伊藤大地
    (朝日新聞デジタル編集長)
    2022年6月14日2時18分 投稿
    【視点】

    私は日本的大企業も外資ベンチャーも経験していますが、記事にもある「スピード、チャレンジ精神、結果に責任を持つ勇気」が経営にも個人にも欠如しているというのは実感として強く頷けます。しかし、この欠如は、言い換えると、「マイペース、安定志向、個人