カズワンの引き揚げ完了、網走港に入港 陸揚げは30日以降に

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神村正史
【動画】カズワンを載せた「海進」が網走港入港=戸田拓、神村正史撮影
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 北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で27日、船体が作業台船上に引き揚げられ、陸揚げに向けて網走港に入港した。船体はシートで覆われ、海上保安庁は今後、船内の捜索や船体の調査を進めていく。

【動画】約1カ月ぶりに海上に 船上から見たカズワンつり上げ=戸田拓、佐野楓撮影

 カズワンの船体は移動中だった24日、ウトロ漁港(斜里町)の沖合で海底に落下。26日に再びつり上げられ、水深の浅い地点に移動して船内の水をポンプで抜いたうえで、27日未明に台船の甲板にクレーンで引き揚げられた。

 台船は同日午後2時半ごろ、網走港に入港。船内の捜索や追加の水抜きを予定していたが、強風の影響で延期し、陸揚げは30日以降になる可能性があるという。海保は船体の傷やエンジンの状態、計器類のデータなどを調べ、浸水や沈没の経緯の解明につなげる方針。海底での捜索時に船内からは携帯電話などが見つかっており、データの解析も進める考えだ。

強風のなかの入港作業

 27日午後2時ごろ、網走港…

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