海外より大きい日本の男女の賃金格差 すでに「男女平等」の企業も

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橋本拓樹
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 日本の男女間の賃金格差は、海外に比べて大きい。その解消に向け、政府は今夏から企業に賃金格差の開示を義務づける方針だ。いまは格差を開示している企業は少ないが、すでに賃金の「男女平等」を実現しているという企業もある。

 厚生労働省が昨年行った賃金構造基本統計調査によると、女性の平均賃金は月25万3600円。男性の賃金の75・2%だった。

 経済協力開発機構(OECD)の調べでは、日本の女性の賃金は中央値でみて男性の77・5%で、韓国とイスラエルに次いで格差が大きかった。調査した43カ国・地域の平均は88・4%だった。

 日本の格差が大きい背景には…

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