羽生結弦がスガシカオさんとコラボ 北京以来の演技披露しあいさつ
フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が27日、千葉・幕張で開幕。2月の北京五輪以来、約3カ月ぶりに羽生結弦(27)=ANA=が演技を披露した。
羽生はオープニングが終わった後、ショーの最後に登場。歌手のスガシカオさんとのコラボレーションで「Real Face」を演じた。全員参加のグランドフィナーレが終わった後、ステージ脇に再登場して「ありがとうございます」とあいさつした。
羽生は北京五輪男子フリーで夢だったクワッドアクセル(4回転半)に挑戦。しかし、右足首捻挫の影響もあって4位。3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)は欠場していた。
羽生は五輪閉幕時の会見で、今後について「フィールドは問わないと自分の中では思っています。アイスショーなのか、競技なのか。みなさんに見ていただいた時に『やっぱり羽生結弦のスケート好きだな』と思ってもらえる演技を続けていきたいと思う」とコメントしていた。
「ファンタジー・オン・アイス」には、世界選手権優勝の坂本花織(シスメックス)ら日本勢のほか、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)、ステファン・ランビエル(スイス)といった海外の有名スケーターも出演。幕張(29日まで)を皮切りに、名古屋(6月3~5日)、神戸(同17~19日)、静岡(同24~26日)の4会場で行われる。

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