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個人の遺伝情報「収集や利用していない」 ゲノム医療で生命保険協会

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市野塊
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 遺伝情報を調べてがんや難病の治療や予防につなげるゲノム医療について、生命保険協会は27日、現在はゲノム情報を集めたり利用したりはしていない、とする文書を公表した。日本医学会などが4月、保険の取り扱いでゲノム情報による差別が起きないように、保険会社などに自主規制を進めるよう求める声明を出していた。

 個人の遺伝情報を医療に生かすゲノム医療は2013年、米俳優アンジェリーナ・ジョリーさんが遺伝子検査で乳がんのリスクがわかり、予防のために乳腺を切除したことで広く知られるようになった。一方、将来の病気の可能性にも触れる「究極の個人情報」とも言われ、海外では保険の加入や支払いなどで不利益を受ける例が報告され、法整備が進んでいる。これに対し、日本では法整備は進んでいない。

 今回の文書ではゲノム情報について、「遺伝学的検査結果の収集・利用は行っていない」と説明。家族の病歴や遺伝カウンセリングなどの情報、研究目的のゲノム解析結果なども同様の取り扱いとしている、とした。

 同協会によると、医学会など…

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