ロシア軍、東部ルハンスク州の主要都市を包囲 完全制圧へ攻勢強める

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ワシントン=高野遼、パリ=坂本進
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 米国防総省の高官は26日、ウクライナに侵攻中のロシア軍が東部ドンバス地方で徐々に前進を見せているとの見解を示した。すでに大半を制圧したルハンスク州では主要都市のセベロドネツクを包囲し、同州の完全制圧に向けて攻勢を強めているという。

 高官によると、ロシア軍はセベロドネツクの南西側に隣接するリシチャンスクに向けて進軍すると共に、南方のポパスナからも西進し、セベロドネツク周辺のウクライナ軍を孤立させる狙いとみられる。高官は、すでにセベロドネツクは外部からの兵器の補給が難しい状況に陥っているとの認識を示した。

 ルハンスク州のハイダイ知事のSNSによると、セベロドネツクでは26日、住民4人がロシア軍の砲撃を受けて死亡した。ウクライナのウニアン通信によると、市内の住宅の9割が損壊しているという。

 ウクライナのニュースサイト…

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    服部倫卓
    (ロシアNIS経済研究所所長)
    2022年5月28日11時3分 投稿
    【視点】

    ウクライナの産業、ロシアとウクライナの経済関係を研究してきた私にとっては、リシチャンスク、セヴェロドネツクといった地名は馴染み深いものである。 昨今の情勢ゆえ、ロシアはすべてが邪悪で、ウクライナはすべてが清廉潔白だというようなイメージをお