あしなが募金、きょう山形で2年半ぶり

辻岡大助
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 病気や災害で親を亡くした子どもらを支援する「あしなが育英会」(本部・東京都)の山形県内の奨学生らが28日、山形市内で街頭募金をする。コロナ禍の影響で自粛が続き、県内では2年半ぶりの再開となる。

 今月~12月に全国を巡る「募金リレー」の一環。山形では奨学生と山形明正高校のボランティアの生徒計約20人が28日午前10時~午後6時、アズ七日町前、JR山形駅東西自由通路、S―PAL山形前、ほっとなる広場公園の4カ所で募金活動をする予定だ。

 県内の奨学生は今年3月時点で100人。奨学生の一人で同市出身の東北福祉大学4年、本沢優大さん(22)も街頭に立つ。

 「コロナ禍で雇い止めにされた保護者や進学したくても断念せざるを得ない子もいます。日本にはそんな家庭もあることを知ってほしい」と訴える。

 募金の半分は国内の遺児と親に障がいがある子どもの奨学金に、残りの半分はアフリカの49カ国の遺児の奨学金に充てられる。

 あしなが育英会が4~5月に奨学生の保護者761人から回答を得た自由記述式のアンケートでは、「ガソリンの高騰、食料品、生活用品の値上げ……。どうやって食べていけばよいのか? 本当に火の車です」「食事の回数が1日2食から1食の時もあります。なんとか白湯(さゆ)などで満たしているが辛(つら)い」などと窮地を訴える声が相次いだ。

 ウクライナ情勢や円安による生活必需品の値上げが遺児家庭の家計を直撃しているという。(辻岡大助)

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