中国地方都市が統計でうそ報告 目標に合わせ改ざん 関係者ら処分
北京=西山明宏
中国国家統計局は27日、2020、21年に河北省や河南省、貴州省の複数の自治体で企業の生産量やインフラの投資額などの統計データが虚偽だったとして関係者や企業を処分したと発表した。
発表によると、河北省邢台市の複数の県や区を対象に20年8、9月と21年6月に調査した結果、企業の生産状況を示す鉱工業生産額やインフラなどの固定資産投資額などで事実と異なる数字を報告していた。経済成長の目標に合わせるように、対象となる企業など関係者に対してうその数字を載せた資料を作るよう強制していたという。
また、河南省と貴州省では2…