ウクライナに侵攻しているロシア軍が、東部ドンバス地方で前進を見せ始めている。ロシア軍は序盤戦で首都キーウの攻略に失敗した後、東部に戦力をまわしたものの戦線は膠着(こうちゃく)気味だった。米国防総省は、戦局が動きつつある背景にロシア側の作戦の変化を指摘する。
東部での作戦にあたり、ロシア軍は当初、ドンバス地方全体を南北から切り取るように、一気に包囲する狙いだったとみられる。北はハルキウから南下、南はマリウポリから北上することで、東部のウクライナ軍を囲い込む計画だ。
作戦を転換か
だがウクライナ軍の抵抗を受…
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