ジブリ美術館で「未来少年コナン展」 宮崎駿監督の情熱つまった作品

狩野浩平
[PR]

 宮崎駿監督の初監督作品「未来少年コナン」(1978年)の企画展が28日、三鷹の森ジブリ美術館東京都三鷹市)で始まった。作中で登場する島や乗り物の模型のほか、キャラクターや世界観の設定資料などが展示され、若き日の巨匠の仕事ぶりがうかがえる。

 未来少年コナンは、宮崎監督37歳の作品。当時流行したSF的な世界で、超人的であり得ないような動きもありながら、キャラクターの動きや表情を緻密(ちみつ)に描いてリアリティーを生み出した。映像は躍動感や爽快感にあふれ、監督の情熱が伝わってくるようだ。

 安西香月館長は中学生時代、放送に熱中した一人。「いつも次回が待ち遠しくてならなかった。古いけど宮崎監督の要素がぎゅっと詰まった作品を、ぜひ知ってもらいたい」

 チケットは予約制で、事前購入が必要。展示は来年5月までの予定という。(狩野浩平)