多文化理解講座 ウクライナ在住経験者が支援訴え 伊賀市

ウクライナ情勢

前田智
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 【三重】伊賀市国際交流協会は28日、同市ゆめが丘1丁目のゆめぽりすセンターで、多文化共生理解講座「今、ウクライナを知る」を開いた。ウクライナで暮らしたことがある同市出身の宮崎さとみさん(43)が、その文化や日本との関わりなどについて語り、ロシアに侵攻されているウクライナへの支援を呼びかけた。

 宮崎さんは2015~16年にウクライナの首都キーウにある「ウクライナ日本センター」で日本語教育に携わった。

 この日は、同国の民族衣装「ビシバンカ」を着て講演。自身で撮影した写真を示しながら、侵攻前のキーウの町並みや世界遺産に登録されている聖ソフィア大聖堂などの建物、衣装や食文化について解説し、ウクライナの人たちの日本語や日本文化への関心の高さを紹介した。

 いま、日本センターで一緒に働いていた人たちは、みな苦境に立たされている。宮崎さんは「普通に暮らしていた人が、国外へ逃げたり、自国に残ったりしながら、それぞれの場所で頑張っている」と述べ、寄付や支援グッズの購入など、戦争が終わった後の復興も含めた長い目での支援を呼びかけた。(前田智)