大阪市保健所、感染者86人の処理適切にされず 連絡遅れる

浪間新太
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 大阪市保健所は28日、新型コロナウイルスに感染した市民計86人のデータ処理が適切にされておらず、健康観察や療養期間を知らせる連絡が1週間程度遅れたと発表した。

 市保健所では、医療機関から発生届が提出された新規感染者のデータを、エクセルファイルに移行して管理している。だが、今月19日に提出された137人分のデータがエクセルの不具合で移行できず、健康観察の対象となる65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人の計7人と、療養期間を知らせる必要がある79人への対応ができなかった。

 市保健所は28日に連絡をとったといい、健康観察の対象者はいずれも重症化せずに回復していたという。残りの51人は、対応の必要がない市外在住者などだという。市保健所は再発防止策として、エクセルの不具合を調整し、今後は移行作業後に複数の職員で点検をすることにしたという。(浪間新太)