第5回働く悩み「諦める」それとも「自ら乗りこえる」?それぞれの答えは

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まとめ・寺島笑花
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 SNSを開けば、同世代の友人の結婚報告が目に入るようになった。転勤ありきの新聞社に入社して3年。いまはプライベートより仕事を優先させたい、と思う。いつかは結婚して家庭を持ちたいけど、このままの働き方で両立は無理だろう。というか、転勤を繰り返しながら「いつか」って来るのだろうか――。

 極論すれば、転職したって、仕事を辞めたって良い。私たちは自由だ。だからこそ、結論を出すのは悩ましいし、今のままで良いのかといった不安は尽きない。働く20代は、そんなモヤモヤとどう向き合っているのか。街頭で聞いてみた。「悩みや不安を解決するために、何をしていますか」

働く20代の「本音」求めて全国6都市へ

会社に入って数年、仕事に慣れ、楽しみも難しさも分かり始めるのが20代中盤です。それゆえに働く意味を考え、将来をどう描くかを悩み始める時期でもあります。生き方の選択肢が無数にあるからこそ、迷いは尽きません。「ワーク・ライフ・バランスを」と言われてもモヤモヤするばかりの24~26歳の記者6人が、突破口となるヒントを求めて3月下旬、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡に向かいました。「働く20代」への聞き取りアンケートから見えた、この世代の実像や本音をお伝えします。働き方や価値観の違いにギャップを感じる上の世代に向けて、識者の解説や分析をインタビューでお伝えします。

悩みがあれば「サウナで整える」 解決を諦める同世代

 3月中旬の日曜日。東京・新宿は、朝から多くの人が行き交っていた。前日に山口県から上京した記者(25)は、朝8時半から街に出て20代の男女に声をかけ続けていた。アンケートに応じてくれる人はなかなか見つからない。駅前からバスターミナル、公園をハシゴして、午前10時の時点で歩数は7千歩を超えた。

 早くも心が折れかけていた時…

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連載働く20代のモヤモヤ WLBと言われても(全16回)

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