初の左派政権か、元左翼ゲリラがリード 29日にコロンビア大統領選

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ボゴタ=軽部理人
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 南米コロンビアで29日、ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われる。直近の世論調査では、首都ボゴタの元市長で左翼ゲリラ出身のグスタボ・ペトロ氏(62)がリードしており、建国史上初の左派政権が誕生する可能性がある。ただ、過半数には届かない見込みで、6月19日の決選投票で新しい大統領が決まる見込みだ。

 ペトロ氏は選挙戦最終日の28日、自身のツイッターに「我々は選択することができる。現状を維持するか、コロンビアの歴史を作り替えるかだ。正義、平和、改革を実現させよう」と投稿した。ペトロ氏は4年前の大統領選でも決選投票に進んだが、ドゥケ氏に敗退。今回の選挙戦では、主に格差解消や脱炭素に向けた取り組み、治安の改善などを訴えた。

 ペトロ氏を追うのは、中道右派のフェデリコ・グティエレス元メデジン市長(47)だ。グティエレス氏は28日、自身のツイッターに「コロンビアは一つの家族だ。一つの統一した国で、さらに団結しよう」と投稿した。選挙戦では治安の改善を主に訴え、ペトロ氏の急進的な政策を批判。中道、右派票の取りまとめに力を入れている。

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