立憲民主党の泉健太代表は30日、代表就任から半年を迎える。野党第1党の代表として存在感を発揮しているとは必ずしも言い切れず前途多難な状況だが、29日にあった岡山市内での講演で「立憲が幹となって政権を目指していく」と強調し、巻き返しを図る考えを表明した。
泉氏はこの日、代表就任後の半年を振り返り、記者団に「立憲自身の政策の確立ができたと思う」と自己評価した。念頭にあるのは、夏の参院選の公約に掲げた「生活安全保障」。物価高対策、教育無償化、着実な安全保障が柱だ。
講演の中でも生活安全保障に触れ、経済面については「自民党だからいつも良いわけではない。この30年間、ひたすら市場を失い、競争力を失い、人材を育ててこなかったのはどの政権か」と指摘。立憲として「いまの生活の安全を保障するため、物価高と戦う」とアピールした。
外交安保面では「立憲に任せ…
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