首位は元ゲリラ、追う「コロンビアのトランプ」 大統領選決選投票へ

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ボゴタ=軽部理人
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 南米コロンビアで29日、ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われ、首都ボゴタの元市長で左翼ゲリラ出身のグスタボ・ペトロ氏(62)が首位に立った。コロンビア政界の主要な勢力が敗れた一方、「コロンビアのトランプ」と呼ばれる候補が2位につけて6月19日の決選投票に進むなど、波乱もあった。

 選挙管理当局によると、開票率99・99%の段階でペトロ氏の得票率は40・32%。実業家のロドルフォ・エルナンデス氏(77)が28・15%で続いた。政界の主要勢力の流れをくむ中道右派のフェデリコ・グティエレス元メデジン市長(47)は23・91%と及ばなかった。

 ペトロ氏は29日夜、ボゴタのホテルに設けた会場に登場。支持者に向けて「既存勢力の時代に我々が終止符を打った。これからの変革が大事だが、前進しないことは自殺行為だ。決選投票も私に投票してほしい」と訴えた。選挙戦では格差解消や脱炭素に向けた取り組み、治安の改善などを主張。選挙戦を終始リードし、建国史上初の左派政権が誕生する可能性もある。

無名の存在、終盤に猛烈な追い上げ

 エルナンデス氏は選挙戦が始…

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