アカウントが急に「消えた」 困惑するギグワーカー、失業で無収入も

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片田貴也
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 急に仕事に使うアカウントが使えなくなった――。そんな訴えが、インターネットで単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」の間で相次いでいます。アカウントが停止されると仕事を受けられなくなり、失業に直結します。

 飲食宅配では、事故を理由にアカウントを停止されることを恐れ、申告すらしない人も出てきているようです。

 現場で何が起きているのか、取材しました。

予想もしない急な連絡で失業

 東京都内の30代男性は一昨年、思いもよらぬ形で仕事をやめることになった。

 男性は2019年6月から、引っ越しや不用品回収などの便利屋の仕事をプラットフォーム(PF)上で利用者とマッチングするサービスに登録し、仕事を請け負っていた。

 「出店の継続可否を判断すべく、いったん掲載停止とします」

 20年5月、PFの運営企業からのメールで、仕事を受けるために使うアカウントの停止を告げられた。

 きっかけは、その数日前のことだ。

記事の後半では、各地で起こるギグワーカーのアカウント停止の状況とその問題点を、専門家への取材などから掘り下げます。

 このPFに登録する同業者が…

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    安田峰俊
    (ルポライター)
    2022年6月1日14時48分 投稿

    【視点】私が過去に取材した在日ベトナム人労働者(留学生→特定活動)数人についても、今年2月ごろ、某フードデリバリー大手からアカウントを突然削除されています。彼らが企業側に理由を尋ねる連絡をおこなってもなしのつぶてで、アカウント回復も不可とのこと(実