スラックスで登校した女子生徒に思わぬ質問…理想の制服の形とは

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寺沢知海、小若理恵
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 女子がスラックスを選択できるなど、全国で導入が進んでいるジェンダーレス制服。性的マイノリティー(LGBT)への配慮から、一部の生徒だけにスラックスを認めていた大阪市の中学校は今春、あるトラブルをきっかけに、すべての生徒がスカートとスラックスを選択できるように校則を変えた。生徒が心も体も快適に過ごせる制服とは――。

 4月に大阪市立中学に入学した女子生徒は、スラックスタイプの真新しい制服を着て登校した。

 動きやすいからだ。

 入学前の2月、地元の制服店で購入した。

 入学式当日。女子でスラックスをはいているのは自分だけだった。

 後日、担任教諭から母親の携帯に電話があり、こんなことを聞かれた。

 「LGBTなど特別な配慮が…

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    内田良
    (名古屋大学准教授・教育社会学)
    2022年6月2日11時14分 投稿
    【視点】

    ジェンダーレス制服の導入は、全国的に広がりつつあります。その理由は、型やサイズの調整など細かな調整は必要ですが、あえて極端に表現すると、いまある規定の制服をそのまま「性別に関係なく着用可」、という方向に切り替えればよいだけだからです。記事に