感染拡大、落ち着いた?北朝鮮が封鎖を緩和 農作業の人手を意識か

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瀋陽=金順姫、ソウル=稲田清英
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 新型コロナウイルスの感染者の確認を受けて厳しい地域封鎖が実施されてきた北朝鮮で、5月下旬から平壌を含む各地の封鎖が徐々に緩和されていることが、北朝鮮の事情を知りうる複数の関係者の話でわかった。食料不足の中、封鎖の長期化で「死活問題」の農作業の人手が足りなくなることを避けたり、梅雨や台風の季節を前に必要な土木工事を終わらせたりする狙いがあるという。

 朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は5月31日付の社説で、新型コロナの感染拡大を防ぎながら、「5カ年計画」を遂行すべきだと訴えた。昨年1月に打ち出した「自力更生」と「自給自足」による国家経済発展5カ年計画を指すとみられ、感染拡大が経済活動に与える打撃を最小限に抑える構えだ。

 朝鮮中央通信によると、平壌で感染者が確認されたと伝えられた5月12日、金正恩(キムジョンウン)総書記は「全国のすべての市、郡で地域を徹底的に封鎖」するように指示した。北朝鮮の内情を知りうる中国の関係者によると、下旬には平壌のほか、地方都市でも封鎖の一部が解除されているという。

北朝鮮の意識に変化? オミクロン株は…

 この関係者は「重症化する人…

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