ロックダウン2カ月、傷ついた上海の生活 「今後も備蓄は続ける」

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上海=井上亮、瀋陽=金順姫
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 中国・上海で約2カ月間続いたロックダウン都市封鎖)が解除された。中国最大の経済都市が機能不全に陥った影響は、人々の生活だけでなく、日系企業を含む世界のサプライチェーン(供給網)にまで拡大。爪痕は深く、正常化にはまだ時間がかかりそうだ。

 上海市のビジネス街に、せわしなく歩道を歩く人たちの姿が戻ってきた。

 1日朝、外出が認められるようになり、一部の企業は早速出社を始めた。ただ、「まずはオフィスでちゃんと仕事ができる状態か確認する程度」(日系企業)という企業が多いとみられ、本格的な職場復帰は週明けの6日からになりそうだ。オフィスビルなどの方針で、出社する人数を制限するケースもあり、当面は在宅勤務を続ける企業も少なくない。

 市を象徴する観光地・外灘にも、朝から待ちかねた市民が押し寄せていた。

 感染者が急増した3月中旬以降は、閑散とした状態だった。散歩と写真撮影を楽しんでいた地元の男性(68)は、「かつての活気が戻ったようだ」と満面の笑みを浮かべた。

 ただ、2カ月続いたロックダウンは上海の市民生活を大きく傷つけている。

 日本料理店を営む女性(42…

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