カツオ、宮崎が支出額も初の日本一 盛り上がる一本釣りの地元

平塚学
[PR]

 近海カツオ一本釣りの水揚げ日本一を誇る宮崎県日南市は、総務省が発表した今年3月のカツオへの支出額で宮崎市が初めて日本一になったと発表した。初ガツオを売り出す日南市は、昨年の年間購入額で初の日本一になったギョーザに続く快挙として「祝・日本一!」と喜んでいる。

 宮崎市は調査対象の全国52の県庁所在地と政令指定都市のうち、3月の1世帯あたりのカツオの支出金額が346円で昨年の6位から上昇して1位になった。2位は高知市の275円、3位は山形市の274円。宮崎市は100世帯あたりの購入頻度も77回で全国1位だった。

 宮崎県は近海カツオの一本釣りの水揚げ量が1994年から27年連続で日本一。県内の水揚げ量の97%が日南市内で、昨年の市内の水揚げ量は2万2403トンになる。昨年2月にはカツオ一本釣り漁が日本農業遺産に認定された。毎年3月1日には「初カツオ漁期到来」を宣言。日南市は県内外でカツオの販売促進のイベントを開いてきた。

 総務省の家計調査は県庁所在地と政令指定都市が対象。日南市は地元はもちろん、統計の対象の宮崎市での購入拡大も狙った。市内の老舗ホテル「宮崎観光ホテル」で日南フェアを開催。大手スーパーともタイアップし、産地直送のカツオを販売するなどのてこ入れをしてきた。

 市水産林政課は昨年の日本農業遺産認定に伴うイベントが消費拡大につながったと説明。「初カツオと言えば宮崎県、宮崎県と言えば初カツオと言ってもらえるよう、今後も新鮮なカツオを提供していきたい」としている。(平塚学)