給食無償化、県が年度内に一部実施めざす

田中久稔
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 千葉県熊谷俊人知事は2日の県議会で、「食料品などの物価高騰の影響により、特に子どもの多い世帯について家計負担が増える可能性がある」として、子どもの多い世帯を対象に給食費の無償化を年度内に実施する意向を示した。対象世帯などの詳細は今後詰める見通し。

 武田正光議員(自民)の質問に答えた。

 県教育委員会の4月の調査では、千葉市浦安市成田市勝浦市など21市町が小中学校などの給食を無償化。熊谷知事は「食材費の高騰はこれらの自治体の財政面にも影響を与え、取り組みの継続に課題が生じる可能性がある」と指摘。「市町村と連携した給食費無償化の支援について、国の経済対策の活用も視野に実施に向けた検討を進める」とも述べた。

 県教委によると、財源として国の地方創生臨時交付金などを検討するという。(田中久稔)