夏の開幕は7月9日 高校野球神奈川大会 170チームが出場
第104回全国高校野球選手権神奈川大会(県高野連、朝日新聞社主催)の運営委員会が2日に開かれ、大会の概要が決まった。7月9日に横浜市中区の横浜スタジアムで午前11時から開会式、午後0時半から開幕試合1試合があり、170チームが出場する。開幕試合では始球式も行う。全試合有観客で人数制限は設けない方針。
県高野連に加盟する190校のうち、186校が参加。164校と連合を組む22校6チームの計170チームが出場する。昨年の第103回大会に比べて6チーム減少した。昨年に引き続き、決勝も含めて延長十三回以降はタイブレーク制を導入する。
6月11日の抽選会で組み合わせが決まり、12球場で169試合を行う。決勝は7月27日午前10時から横浜スタジアムである。開会式の司会は湘南高校の中茎葵さん(3年)、閉会式は日大藤沢高校の河野優良さん(3年)が務める。優勝校は8月6日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まる全国大会に出場する。
観客数に制限を設けないことについては、新型コロナの感染状況により変更の可能性がある。応援は拍手のみとなった。入場料は当日券販売の場合、一般800円、中学・高校生300円、小学生以下無料。
シード校は春の県大会16強の各校。第1シード=桐光学園、桐蔭学園、藤沢清流、横浜商▽第2シード=立花学園、横浜商大、東海大相模、横浜▽第3シード=相模原弥栄、湘南学院、市ケ尾、藤沢翔陵、山北、金沢、横浜創学館、横浜隼人。
連合チームは、逗子・逗葉、麻生総合・津久井・橋本・厚木清南・愛川・中央農・吉田島、瀬谷西・藤沢総合・横浜旭陵・横浜緑園、県川崎・新栄、田奈・釜利谷・永谷・横浜明朋・横須賀南・海洋科学、平塚農商(白山から派遣)。新城、市川崎、鶴見総合、三浦初声の4校は部員不足のため参加しない。(土居恭子)
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