先生から「セクハラ感じた」生徒、115人 静岡県教委が実態調査

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黒田壮吉
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 静岡県教育委員会は、公立小中高校生らを対象に実施した2021年度のセクシュアルハラスメント(セクハラ)の実態調査の結果をまとめた。「セクハラを受けたと感じた」と回答したのは115人に上った。各校で事実確認し、注意喚起などをしたという。

 同調査は20年度に続き2回目。調査対象は、政令指定市を除く公立小中学校と県立高、特別支援学校に在籍する小学5年~高校3年の児童生徒で15万6306人。昨年11月~今年3月、あらかじめセクハラに該当する言動を児童生徒に説明した上で、家庭などでアンケートに答えてもらった。

 セクハラを感じたと回答したのは小学校が32人、中学校が52人、高校が28人、特別支援が3人。同一事案で複数の児童・生徒がセクハラを感じた重複分を除くと97件だった。ただ、わいせつ行為など懲戒処分対象事案はなかったという。

 回答内容は「ほめる時に頭をなでられた」「手をなでられた」などの不必要な身体的接触が最多の55件。「休み時間にじろじろ見られる」などの不必要な接近や凝視が12件、「『太ったね』と言われ、傷ついた」といった身体的特徴に関する発言が9件と続いた。

 県教委によると、性別に関す…

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    武田緑
    (教育ファシリテーター)
    2022年6月8日9時54分 投稿
    【視点】

    教職員への注意喚起や啓発としても、このような調査には意味があると思います。が、このアンケートをとった後の児童生徒へのケアがどうなっているのかが気になりました。個人を特定してのケアは難しいかもしれないですが、「みんなには侵害されてはならない権