国際こどもの日、読み上げられた幼い名前 ウクライナで243人犠牲

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リビウ=疋田多揚
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 ウクライナのゼレンスキー大統領は2日未明に公表したビデオ演説で、ロシア軍の侵攻以降、判明しているだけで243人の子どもが亡くなったと訴えた。1日は「国際こどもの日」で、同氏はそのうち10人の名前を読み上げ、それぞれがロシア軍の攻撃を受けた様子を説明した。2日も東部を中心に戦闘が続き、ロシア軍はルハンスク州セベロドネツク市の大半を占領したとみられる。

 ゼレンスキー氏は、これまでにウクライナから20万人以上の子どもが「ロシアに連れ去られた」とも述べた。親を失ったり、親と引き離されたりした子どもが含まれ、ロシアの過疎地に移されているとし、「国民を盗んでいるだけでなく、移住させられた人にウクライナのことを忘れさせ、二度と故郷に帰らせないようにしている」と主張した。

 ユニセフ国連児童基金)も1日、侵攻によってウクライナで少なくとも262人の子どもが犠牲になり、415人が負傷したと発表した。3人に2人の子どもが避難を余儀なくされ、520万人が人道支援を必要としているという。

「最後の拠点」セベロドネツク、続く激戦

 ウクライナ東部では2日、拠点都市セベロドネツク市などの制圧をめざすロシア軍の攻撃が続いた。

 英国防省は2日、同市の戦況…

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