長く仕事を続けるには 芸能界でまず教えられたこと 香取慎吾さん

有料記事

聞き手・長谷川陽子
[PR]

 僕がジャズを歌うアルバム「東京SNG」が発売されて、4月から約3週間、明治座でコンサートをしていました。

 ステージで共演しているダンサーはみんな若くて。20代なのかな。オーディションで選んだ精鋭です。まず映像で踊りを見て、インスタグラムの投稿も確認して、ダンスの技術、表現力、踊っているときの表情、華があるかどうかなどを見ました。ヒップホップ系のダンス教室が増えているからか、ジャズダンスを踊れる人が結構少ないんですよね。

 若いダンサーとのつきあい方ですか? そんなに年齢は意識していないけど、会社のような組織で年の離れた部下との距離の取り方に悩むのはわかる気がします。僕は普段から、ありとあらゆる人と連絡先を交換して食事したり、飲みに行ったりはしないんですね。そこはきちんと分けているから、仕事の現場でどう接するかが大事になってくる。

 気になることは短く、的確に伝えるように意識しています。頭の中で言いたいことを何度もリフレインして、どんな言葉がいいのかもよく考える。そうやって練りに練った言葉を伝えて、それでも理解しなかったり何度も同じミスを繰り返したりしたら、才能の限界なのかもって思う。そこは厳しいかもしれません。あまり言わないぶん、いい緊張感がありますね。自分のほうが経験が多いとつい何か言いたくなってしまうけど、ひとりでもがく時間も必要なんじゃないかな。

記事の後半では、ステージ衣装や、入念なボイストレーニング、芸能界で長く仕事をするための心構えについて聞きました。

 そして、いいなと思ったこと…

この記事は有料記事です。残り1005文字有料会員になると続きをお読みいただけます。