林真理子さん「日大のマッチョな体質変えたい」 作家業はセーブへ

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三浦淳、桑原紀彦
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 日本大学の理事会が3日に開かれ、同大芸術学部出身で作家の林真理子さん(68)が7月1日に新理事長に就くことが決まった。130年以上の日大の歴史のなかで、女性がトップに就くのは初めて。林さんは「マッチョな体質の古さを変えたい。日大を風通しのよいところにしたい」と抱負を語った。任期は4年。

 日大は4月、脱税事件で有罪判決を受けた田中英寿・前理事長(75)の影響力を「完全に排除する」として再発防止策を策定。外部有識者4人と大学幹部2人の選考委員会で新理事長の候補者選定を進めてきた。

 選考委によると、林さんは面接などで、大学再生への「固い決意」と「改革への高い志」を表明。一連の不祥事では前理事長の「専横的体制」や「組織の同質性」が原因と指摘されたが、「それらの風土からの脱却に必要な考えと実行力を持ち合わせている。強い愛校心もある」と評価されたという。

「しがらみもない、なるほどな」

 この日、文部科学省内で取材…

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    島沢優子
    (ジャーナリスト・チームコンサルタント)
    2022年6月4日8時55分 投稿
    【視点】

    『誰が、ではなく、何を、に注目したい』 林さんの決意を読んで、最近鑑賞した「グロリアス 世界を動かした女たち」の主人公を思い出しました。女性解放運動のパイオニアとして活躍した実在の人物、グロリア・スタイネムの伝記映画です。グロリアは新聞記

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    増谷文生
    (朝日新聞論説委員=教育)
    2022年6月3日22時26分 投稿
    【視点】

     日大のネガティブイメージを払拭させるという戦略としては、100点に近い人選だと思います。知名度の高さ、発信力、愛校心、そして女性であること、日大に欠けていたピースを、1人でいくつも埋めてしまいそうです。  とはいえ、学生数7万人、教職員