7月10日は水戸市「納豆の日」、条例案提出へ 購入額全国一めざす
藤生明
ゴロ合わせで「7(なっ)10(とう)」の7月10日を水戸市の「納豆の日」と定める条例案が、6日開会の水戸市定例議会に議員提出される。水戸の代表的な特産である納豆の消費拡大を図るのがねらいだ。
総務省家計調査によると、水戸市の1世帯あたりの納豆購入額(都道府県庁所在市と政令指定都市が対象、直近3年の平均値)は福島市、山形市に次いで全国3位。かつては1位だったことから、市民の関心を喚起し、特産地として巻き返しを狙う。
条例案の名称は「水戸市納豆の消費拡大に関する条例案」で、7条からなる。森正慶議員ら11人が提出する。「納豆の積極的な消費拡大を図ることで、市内産業の活性化、市民の健康増進に寄与する」と第1条で目的を記し、事業者と市民が連携した取り組みを進めるために納豆の日を定めるなどとしている。
7月10日をめぐっては、全国納豆協同組合連合会(東京)が平成になって全国的な記念日として定め、納豆の効用の啓発、販売促進に取り組んでいる。(藤生明)
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