全仏テニス、赤土の王者36歳ナダルが14度目V「最も特別な場所」
照屋健
テニスの全仏オープン最終日は5日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝があり、第5シードの36歳ラファエル・ナダル(スペイン)が、4大大会初制覇がかかる第8シードの23歳カスパー・ルード(ノルウェー)に6―3、6―3、6―0でストレート勝ちし、2年ぶり14度目の優勝を果たした。
男子ツアーを統括するATPによると、この種目では全仏史上最年長王者。優勝賞金は220万ユーロ(約3億1千万円)。
ナダルは4大大会は1月の全豪オープンに続き、今季2戦2勝。4大大会通算22勝目となり、自身の持つ最多記録を更新した。(照屋健)
両手で顔を覆い、36歳が感極まった表情を浮かべた。14度目の全仏制覇。「多くの人のおかげで、この素晴らしい瞬間を成し遂げることができた」。ナダルは何度も観客に両手を突き上げた。
「最も重要で、特別な場所」…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら