ウェールズ、64年ぶりのW杯出場 2度目狙ったウクライナは届かず
ロシア軍のウクライナ侵攻の影響で延期されていたサッカーワールドカップ(W杯)欧州予選のプレーオフ、ウェールズ―ウクライナ戦は5日、英国のカーディフで行われ、ウェールズが1―0でウクライナを退けて、W杯本大会出場を決めた。
ウェールズがW杯に出るのは、1958年スウェーデン大会以来64年ぶりで史上2度目。この一戦はロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際サッカー連盟(FIFA)が3月に延期を発表していた。
ウェールズは前半34分、フリーキックが相手のオウンゴールを誘い1点を先取。その後はウクライナの猛攻をしのぎ、逃げ切った。
ウクライナは1日にあった欧州プレーオフ1回戦でスコットランドを3―1でくだし、ウェールズ戦に進んでいた。勝てば2006年のドイツ大会以来、2度目のW杯出場となったが、再三つくったチャンスを生かせなかった。
W杯の本大会はカタールで11月21日に開幕し、1次リーグ上位2チームが決勝トーナメントへ進む。ウェールズは1次リーグB組に入り、イングランドやイラン、米国と対戦する。
決勝は12月18日に行われる予定。(ロンドン=遠田寛生)
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