関東甲信が梅雨入り、昨年より8日早く 九州・中国地方より先
吉沢英将
気象庁は6日、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より8日早く、平年より1日早い。今後1週間、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多いと見込まれている。
同庁によると、日本の東にできる高気圧帯の影響で関東甲信では湿った空気がもたらされやすい状況だという。上空の寒気も南下しており、大気が不安定な状態になりやすいという。
今年は沖縄、鹿児島・奄美での梅雨入りがすでに発表された一方、九州や中国などの西日本では梅雨前線が北上しておらず、まだ梅雨入りしていない。関東甲信が西日本の地方より早く梅雨入りするのは、2017年や19年にもあったという。(吉沢英将)