24万人超の犠牲者の名前を読み上げ 沖縄・平和の礎、12日から

有料記事沖縄・本土復帰50年

山中由睦
[PR]

 太平洋戦争末期の沖縄戦の戦没者らを悼む23日の「慰霊の日」に向け、「平和の礎(いしじ)」(沖縄県糸満市)に刻まれた約24万人の犠牲者全ての名前を読み上げる取り組みが、12日からオンラインで始まる。世界中から1500人以上が参加する予定で、23日午前まで続けられる。

 主催は県民らでつくる実行委員会。新型コロナウイルスの影響で慰霊の日の式典はこの2年間縮小され、平和の礎を訪れる人も減った。戦争の記憶や慰霊の場を引き継ぐためオンラインを活用し、新たな試みに挑戦する。

 連日午前5時から翌午前3時…

この記事は有料記事です。残り402文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません