印刷機、扇風機、暗幕…PTAからの寄付「公費でまかなわれるべき」

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上田雅文、小林未来
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 さいたま市立小中学校・特別支援学校がPTAから寄付を受けた物品について、細田真由美教育長は7日の市議会本会議で、2019、20年度分は「ほぼすべてが公費でまかなわれるべきものだった」と述べた。市教委によれば、両年度で寄付された物品の金額は計1億円超。学校運営に必要なものには公費をあてることが原則だが、実質的にPTAが一部を担っていると浮き彫りになった。

 小川寿士議員(民主改革)の一般質問に答えた。

 地方財政法などは、学校運営費は公費負担を原則としている。市教委は、寄付を受ける学校に申請を出すよう求めており、机やパソコンなど「本来学校で用意すべき物品」は受け入れられないと定めている。

 市教委によると、19年度は印刷機や大型扇風機、体育館暗幕、発電機、給食用食器などの寄付を受け、合計額は計約6200万円。20年度は計約5500万円だった。

 昨年、同議員から「受け入れ…

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    氏岡真弓
    (朝日新聞編集委員=教育、子ども)
    2022年6月10日9時48分 投稿
    【視点】

    1億円!びっくりです。 PTAからの寄付は体育館の緞帳やスポーツ用品、図書などいろいろあります。 学校の物品購入費は限られ、少しでもそれを補いたいというPTA側の気持ちもわかります。 しかし、本来、学校の費用は自治体が補うべきもの。し