元キャリア官僚、還暦から歩む医師の道 「年齢の壁」ぶち当たっても

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青森朝日放送ディレクター・中嶌修平
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 青森県十和田市にある「とわだ診療所」の所長、水野隆史医師(67)は異色のドクターだ。医師歴は7年。還暦にして医師免許を取得し、十和田市立中央病院の内科医となった。

 4年前から訪問診療に取り組み、「先生が来るのが楽しみで」と心待ちにされる存在に。65歳を迎え、同病院付属で訪問診療を専門とする診療所の所長を任された。今では月に100件ほど訪問している。

 「自分の使命というか、何のために生まれてきたのかということを最近考えたりする。いまは医者を選んで良かったなと思っていますよね。人のために少しでも役立つことがある」

 兵庫県生まれ、福井県育ち。東京大学農学部を卒業後、農林水産省でキャリア官僚として働いてきた。

 転機は50歳。宮城県に住む…

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    千正康裕
    (株式会社千正組代表・元厚労省官僚)
    2022年6月9日10時37分 投稿
    【視点】

    人生100年時代と言われる中で、2017年に、政府は人生100年時代構想会議を立ち上げ、人生の中でライフコースの見直しの必要であり、政府としてもそうした動きを後押しすることになった。 20歳前後まで教育を受け、卒業後に就職し、定年後は