「細かい情報入らず不安」 日ロ漁業協定停止、地元漁業者らに波紋

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大野正美、中野龍三
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 ロシア外務省が7日、北方領土周辺海域での日本漁船による安全操業を定めた日本とロシアの政府間協定の履行停止を突然発表したことで、北海道内では、ロシアがらみの漁に多くが従事する道東の漁業者を中心に波紋が広がった。ロシアのウクライナ侵攻後に日ロ間の緊張が続くなか、ロシア側が示す停止の理由には不明な点も多い。今後の漁の見通しなどを不安視する声が強く出ている。

 ロシアによる協定の履行停止について鈴木直道知事は8日、「地元漁業者の操業機会の確保と地域経済に大きく貢献している重要な漁業。国や関係団体と連携し、漁業者の不安払拭(ふっしょく)に取り組む」とする談話を出した。安全操業の実施にあたる北海道水産会(札幌市)の山崎峰男副会長も同日、「歴史を踏まえると、四島周辺は漁業者に人並みならぬ思いがある。今年も来年以降も安全操業が継続できるよう願っている」と語った。

 政府間協定は1998年に調…

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