COEDOビール、ブランド定着までの戦略は 社長が語る、挑戦と夢

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聞き手・永沼仁
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 ビールのおいしい季節がやってきた。埼玉県産の代表ブランドといえば「COEDO(コエド)」。国内のクラフトビールの先駆けで、異業種コラボや海外交流も活発だ。最近、農業を始めたというコエドブルワリー(川越市)の朝霧重治社長(49)に話を聞いた。

 ――COEDOはどのように誕生したのでしょう

 先代が始めたのは1996年。当時は漢字で「小江戸」でした。でも、「地ビール」ブームがしぼみ、業界全体が苦境に陥りました。「再生」を探る中、出会ったのが米西海岸のクラフトビールです。アンチ大量生産。職人による「手作り」へのこだわりが特徴です。ブランドデザインに1年ほどを費やし、2006年に売り出しました。

 ――地ビールとは違うのですか

 地ビールは、観光地の土産物感覚で技術的に未熟なものもあり、「高くてクセがある」イメージができてしまった。うちは、ドイツから技術者を招きしっかり造っていましたが、負のイメージを変えたかった。だから、「クラフトビール」として再定義し、中身もロゴも、すべてを一新させました。

 ――現在は、ブランドとして定着しました

 最初の10年ほどは種類を増…

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