焼津カツオ窃盗事件、漁協組合長が辞任を表明 「けじめつける」

小山裕一
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 静岡県焼津市の焼津港で、水揚げされた冷凍カツオが盗まれた事件を受け、焼津漁協が設置した再発防止委員会は9日、最終報告書をまとめた。関与したとされる職員らから聞き取りをして、原因や背景を調べる第三者機関の設置などを提言した。同漁協の西川角次郎組合長(83)は「一連の不祥事のけじめをつける」として辞任を表明した。

 同日の会合後、記者会見した西川組合長は「再発防止策がまとまったのを機に、新しい執行部にする」と表明。そのうえで「職員のコンプライアンス(法令や社会規範の順守)が徹底されていなかった」と改めて陳謝した。松永喜一郎専務理事(67)も辞任する。

 一連の事件では、水揚げされた冷凍カツオを魚市場の計量所を通さずに市場外へ持ち出すなどしたとして、同漁協の元職員や水産加工会社、運送会社幹部などが窃盗容疑で逮捕、起訴されている。(小山裕一)