【詳報】ウクライナ侵攻25、6月10日~15日(日本時間)の動き

有料記事ウクライナ情勢

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 ロシア軍の攻撃がやまないウクライナ東部のセベロドネツクで、ウクライナ側の支配地域への退路となる橋がすべて壊されました。約1万人の住民が残る街の情勢は「極めて悪化している」とされ、ロシア側はウクライナ兵が投降に応じれば、住民の「ロシア側支配地域への人道回廊」を設けるとしています。

(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)

【連載】息子はどこに ロシア軍に連れ去られた人々

ウクライナの村から、青年が消えました。無事を祈る母に届いた知らせは、「ロシア軍に捕まった」。どこに連れ去られたのか。足跡を追うと、思いも寄らぬ場所にたどり着きました。

■■■6月15日(日本時間)■■■

23:10(NY15日10:10)

ロシア国連大使「市民の血、西側の責任」

 ロシアのネベンジャ国連大使は15日、報道陣に「ウクライナに兵器を供給している西側諸国に言いたい。民間人の血は、あなたたちの手についている」と語った。ロシアのウクライナ侵攻により、多数の民間人が死亡しているが、その責任を押し付けた形だ。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ウクライナ国内においては15日現在、4452人の死亡が確認されており、そのうち東部ドネツク州、ルハンスク州の死者は2583人に上る。

 ネベンジャ氏は「ドネツクではキーウ政権によって命が奪われ続けている」と主張し、それを無視している西側メディアは「ダブルスタンダードだ」と批判。米国、カナダオランダフランスを名指しし、北大西洋条約機構(NATO)の国々が「ウクライナ人の手で、ロシアと代理戦争をしている」と持論を展開した。

22:35(アンカラ15日16:35)

エルドアン氏がNATO事務総長と電話協議

ここから続き

 北欧フィンランドスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したことをめぐり、反発するトルコのエルドアン大統領は15日、NATOのストルテンベルグ事務総長と電話で協議した。

 トルコ大統領府によると、エルドアン氏は「スウェーデンとフィンランドがトルコの正当な期待に応える具体的な措置を取り、文書による約束をするまでは事態の進展はない」と発言。強硬な姿勢を崩さなかった。

 一方、ストルテンベルグ氏は、「テロとの戦いにおけるトルコの安全保障上の正当な懸念と、両国のNATO加盟プロセスの進展の重要性について協議した」とツイートした。

 両国の加盟申請をめぐっては、トルコで分離独立を目指す非合法武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)などに両国が居場所を与えているなどとして、エルドアン氏がその姿勢を転換するよう強く求め、両国がトルコに科している武器輸出の制限についてもやめるよう要求している。

■ウクライナへの軍事支援会議…

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