小学校受験する理由、「公立不信」は減少 増えているのは…

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塩入彩
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 「世間から『○○小の子どもは育ちがいい』と言われるだけでは魅力を感じない。費用と内容のバランスを見て、『コスパ』がいい方を選びたい」

 今秋、長女(5)の小学校受験を控える30代女性は、志望校選びの基準をそう話す。

 女性は東京都内の銀行勤務。平日はフルタイムで働き、週末は幼児教室に付きそう。今のところ第1志望は国立。抽選もあり、「入れたらラッキーだけど、落ちたら公立小に通えばいい」とのスタンスだ。

 少し繊細な長女の性格を考え、公立以外を考えて小学校受験を意識したのは約1年前。比較的近所にある国立小の評判を聞き、新しい教育方法を採り入れる校風にひかれた。せっかくならと、私立も調べ始めた。

 首都圏を中心に、子どもに小学校受験をさせる共働き家庭が増えています。なぜ小学校からの受験なのか。どう仕事と両立しているのか。記事後半では、変化する幼児教室や、大学教授らの分析も紹介します。

 重視するのは、教育内容に加…

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    氏岡真弓
    (朝日新聞編集委員=教育、子ども)
    2022年6月14日7時49分 投稿
    【視点】

    小針誠教授の調査結果に、時代を感じます。 私立中学はかつて少子化で受験者が減るのではないかと危惧を持っていましたが、息を吹き返したのが「ゆとり教育批判」でした。学校の保護者にオープンではない姿勢も批判され、公立不信が高まりました。 しか