NYの風に顔を向け…大江千里さんと愛犬「ぴ」の丁寧な日々

有料記事

[PR]

大江千里さんコラム「NY 今を生きる」

NY在住の大江千里さんによる、毎月1回のコラムです。6月は、愛犬「ぴ」との穏やかな日常をつづります。

   ◇  ◆  ◇

 愛犬「ぴ」の年に1回の「犬(ドッグ)ドック」へ行った。

 コロナ禍でずっとカーブ診察(飼い主は歩道で待ち動物だけが中に入れる)だったが、やっとぴと一緒に僕も診察室へ。体重を測ると前よりも増加している。全身に広がった皮膚のバクテリア感染はずいぶん良くなったようで、ホッ。ただ詳しく検査すると、左目のデキモノも耳の感染症もひどく、かわいそうだが、抗生物質をまた使い始めることに。

 「耳を触らないで。1週間後に看護師検診で洗いましょう。私の診察は2週間後」

 ぴの主治医のリー先生は優しい目で言う。

 同じ時期、人間の病院で検診…

この記事は有料記事です。残り619文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら