倉吉市関金町の旧山守小、IT交流拠点に

大久保直樹
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 2016年に閉校した鳥取県倉吉市関金町の旧山守小学校が、地域住民のIT交流拠点「山守集(しゅう)学校」として生まれ変わった。中古パソコンのリサイクル販売などを手がける「リングロー」(東京)が無償で借り受け、パソコン販売などの自社事業のほか、地域住民のIT相談や住民交流にも役立てる。

 同社は校舎に光回線などを整備し、地域住民のパソコンやスマホの指導や相談に無償で応じるほか、イベントや集会に使えるスペースも提供し、住民らは自由に出入りできる。同社は官公庁や企業の中古パソコンを再生して販売したり、空き教室をオフィスとして有償で貸し出したりして収益を確保する。市は地域振興や維持管理費の削減につながるとして、無償貸与を決めた。

 同社は廃校を活用した同様の施設を全国で開設しており、今回で9カ所目。山陰では初めてで今後、山陰の各県内に3~4カ所設ける。同社の碇(いかり)敏之社長(48)は「地域の方々が気兼ねなく立ち寄れる施設にしたい」と話す。問い合わせは「山守集学校」(090・9105・5739)へ。(大久保直樹)