旬のサクランボが「危機的な不作」 3割高騰、観光事業にも影響

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池田拓哉
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 全国3位の収穫量を誇る山梨県のサクランボが、記録的な不作となっている。価格は昨年の3割増しに跳ね上がり、直売所は品薄状態が続く。観光農園は予約を受けられず頭を抱える。「ルビーの妖精」と称される人気の高級フルーツを天候不順が直撃した。

 「おっ、来たぞ!」

 9日、南アルプス市の「道の駅しらね」。JA農産物直売所のサクランボ売り場で、買い物客から大きな声が聞こえた。

 店員が200グラムパックのサクランボを手際よく並べていく。1パック1200円(税込み)。昨年は約900円だったといい、3割以上も高くなった。それでも売り場には人が集まり、パックを次々と買い物かごに入れていった。甲府市の40代主婦は「品定めをする余裕もない」と苦笑いを浮かべた。

 この売り場には例年、約80…

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