第5回「批判ばかり」の批判、恐れては野党務まらぬ 石破茂氏の「野党論」

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聞き手・神沢和敬 岡本智
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 野党自民党の中枢でもがき、その後長期政権を築いた安倍晋三元首相らにも直言する様が「自民党内野党」とも言われた石破茂元幹事長。いま、政権とどう向き合うのか方向性が分かれる野党に活路はあるのか。石破氏が積み重ねた経験をもとに「野党論」を語ります。

 ――自民党は2009年衆院選で大敗し、野党になりました

 むかし、金丸信・元副総裁が言いました。「自民党は『金』と『権力』と『ポスト』があるから自民党なんだ。これがなくなったらバラバラになる」と。野党になって、金も権力もポストもない。これはバラバラになると思いましたね。

 ――そこからどう反転攻勢に打って出ようとしたのでしょうか

 国会の予算委員会を意識しました。有権者に「自民党の方が政権担当能力がある」「民主党の閣僚よりも自民党『影の内閣』の方がいい」と思わせられるかどうか。当選回数や年齢は一切考慮せず、現職大臣を論破できない人はベテランでも使わなかった。徹底した実力主義にしないで、政権なんて取り戻せないですよ。

連載 野党サバイバル

野党が変容しています。迫る参院選での生き残りをかけ、政権と対決する党、融和する党、野党と戦う野党も存在感を増しています。いまの実像に迫り、野党の役割は何か考えます。

「今週はどの大臣辞めさせようか」 良い子では政権取れない

 ――力を入れたことは

 この閣僚は国民のためになら…

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