トランプ氏と金正恩氏の会談場所にいた女性 北朝鮮の外相に任命

シンガポール=稲田清英
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 北朝鮮朝鮮中央通信は11日、2018年以降の米朝首脳会談を含む米国との交渉を長く担ってきた崔善姫(チェソンヒ)・第1外務次官が外相に任命されたと報じた。女性が外相に就任するのは初めてとなる。

 同通信によると、崔氏の任命は8~10日に開かれた朝鮮労働党中央委員会総会で決まった。「(今後の)米国との対話の可能性を念頭に置いたのではないか」と見る韓国の専門家もいる一方で、同通信は「自衛権は国権を守るために一歩も譲れない」との金正恩(キムジョンウン)総書記の発言を伝え、軍事力の強化を進める方針も改めて強調している。「対話路線へと転じる動きだとは見なしにくいのではないか」(韓国政府関係者)との見方が根強い。(シンガポール=稲田清英)