「森づくり」へ協定 静岡・裾野市、住友不動産と

菅尾保
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 静岡県裾野市住友不動産東京都新宿区)は5月30日、同市にある同社の保有林を活用して持続的・広域的な森林整備などを進める「『森づくり』包括連携協定」を締結した。

 保有林は約185ヘクタール。約9割が手つかずの天然林で希少な植物も繁殖しているという。

 協定では森林経営計画を作ることのほか、「主伐・再造林」を行い、切り出した木は同社ハウジング部門で使うことで「伐(き)って・使って、植えて、育てる」という森林本来の力を生み出すサイクルを構築することや、生物多様性の保全、カーボンニュートラル実現に向けた取り組み、鳥獣害防止対策など9項目について連携してあたることを確認した。

 裾野市役所で行われた締結式には村田悠市長や尾台賀幸副社長らが参加し、協定書にサイン。村田市長は「市域面積の約63%を占める森林の持つ多面的機能が発揮・増進されると共に、本市のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速することを期待します」と述べた。(菅尾保)