スイーツ楽しめる「つきいち」 岐阜市川原町地区で毎月第3土曜日

松永佳伸
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 古い町並みが残る岐阜市の川原町地区で毎月第3土曜日、限定スイーツなどが楽しめるイベント「かわらまち つきいち」が開かれている。

 川原町地区には、長良川鵜飼(うかい)の観覧船乗り場があり、老舗旅館や土産物店などの店舗が並ぶ。

 「つきいち」は今年3月、創業110年を超える和菓子店「玉井屋本舗」が1軒だけで始めた。店舗の前で看板商品の鮎(あゆ)菓子「登り鮎」を客の目の前で焼いて提供するほか、季節に合わせて毎月、新商品を1日限定で販売している。

 店によると、三重県伊勢市の和菓子老舗「赤福」が、毎月1日に月替わりの限定商品「朔日(ついたち)餅」を販売しているのをヒントにしたという。

 焼きたての鮎菓子は「天覧」と名づけられ、定番のしっとりとした鮎菓子と違って、焼きたては皮が香ばしく、パリパリで食べ歩きもできる。「天覧」を買い求める人たちで行列ができるほど人気になっている。

 取り組みを知った近くの和菓子店や土産物店などが「つきいち」に賛同。5月の開催では計5店舗が1日限定のジュースや和菓子の販売、日本酒の試飲会などを開き、観光客らでにぎわった。

 玉井屋本舗を経営する玉井博祜さんは「街のにぎわいを取り戻すきっかけにしたかった。『つきいち』を楽しみに来てくれる人が増えてくれればうれしい」と話す。次回は18日午前10時~正午。(松永佳伸)