バスケ界の「ダイヤモンド」 富永啓生の自信が確信に変わったあの日

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野村周平
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 ボールに触ることが好きだ。

 ベンチに座っている時もこねくり回している。

 まさに、ボールは友達。

 全米大学体育協会(NCAA)1部ネブラスカ大の富永啓生(けいせい)(21)は、バスケットボールをするために生まれてきた選手と言える。

 日本代表のセンターだった父の啓之さん、三菱電機でシューターだったひとみさんの間に生まれた。

 両親ともに左利き。

 富永が左利きになるのは自然な流れだった。

 「生まれてくる前から選手にしようと思っていた」と啓之さん。

 英才教育は赤ちゃんの時から始まった。

 最初に渡されたボールは、軟らかくて小さな、いわゆるおもちゃ用のそれではない。

 7号球。

 中学生以上が使用する大きさだ。

 「1歳児からするとめちゃくちゃ大きいんです。なのにうまく両手でつかむ。挟むようにして持つことができた。お座りしている時から、そういう感覚を持っていた」

 そう言って啓之さんはほほえむ。

 物心つく前から両親がプレー…

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