「歩み遅くても、常に前へ」雪組トップ娘役・朝月希和、退団語る

有料記事宝塚歌劇団

田部愛
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 「13年というと長い年月のように感じますが、あっという間の時間でした」。宝塚歌劇団の雪組トップ娘役、朝月希和(あさづき・きわ)がすがすがしい表情を見せた。退団発表から一夜明けた6月14日、兵庫県宝塚市で記者会見に臨み、思いを語った。

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 2010年に入団。21年4月、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)のトップスター就任と同時にトップ娘役に就いた。宝塚大劇場では「CITY HUNTER」「夢介千両みやげ」でヒロインをつとめた。12月25日の東京宝塚劇場公演「蒼穹(そうきゅう)の昴(すばる)」の千秋楽をもって退団する。

 退団を決めたのは、大劇場でのお披露目公演「CITY HUNTER」が終わった後という。「これまで、目の前に与えていただいた課題に必死に取り組んでまいりました。自分でゴールを決めた方が、そこに向かって全力で駆け抜けていけると考えたのがきっかけです」と理由を語った。

 入団12年目でのトップ娘役…

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