「朝食価格指数」と牛肉が映す物価高のリアル 参院選で賃上げ論戦を

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編集委員・中川透
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記者コラム「多事奏論」 中川透

 牛肉の消費が落ちている。家庭の4月の購入量は前年比11%減の494グラム、支出額は6%減の1654円(総務省家計調査」の2人以上世帯)。量は昨年8月、金額は10月から、前年を下回り続けている。

 対照的に売れゆきが堅調なのは、豚肉と鶏肉。農林中金総合研究所の長谷川晃生(こうせい)氏は「国際相場上昇で牛肉は輸入価格が上がっている。先行き不安による節約志向もあり、安価な豚や鶏の消費が広がった」とみる。安い代わりの品を選ぶ、特売日をねらう、ディスカウント店に行く……。生活防衛術は人それぞれだが、何とかやりくりする家計の姿が肉の消費にもにじみ出る。

 日々公表される統計は景気の…

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